III-70表は,1970年,1975年,1980年,1985年及び1990年から1994年までの間について,殺人及び強盗の,それぞれの認知件数と発生率を見たものである。
1970年から1994年までの25年間の殺人の発生率を見ると,1980年と1991年を二つのピークとし,ほぼ8から10の間で増減を繰り返している。同じく1970年から1994年までの25年間の強盗の発生率は,増減を繰り返しつつもおおむね増加してきた。その間1975年と1981年(発生率250.6)が二つのピークとなっている。その後,1991年に至って,272.7と最も高い数値を示したが,1992年以降減少に転じた。
III-70表 殺人及び強盗の認知件数・発生率
III-71表は,1970年,1975年,1980年,1985年,1990年から1994年までの間について,殺人及び強盗の,それぞれ検挙人員及び検挙率の推移を見たものである。
III-71表 殺人及び強盗の検挙人員・検挙率