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3 少年の保護観察対象者の動向 IV-39図は,薬物事犯の保護観察処分少年のうち,人員の多い毒劇法違反及び覚せい剤事犯について,昭和57年から平成6年までの間における新規受理人員とそれが保護観察処分少年全体(交通短期保護観察を除く。)に占める比率の推移を見たものである。毒劇法違反による新規受理人員及び比率は,4年から減少しつつある一方,覚せい剤取締法違反の方は,受理人員及び比率は共に増加・上昇する傾向を示していたが,6年は人員及び比率共に減少・低下している。
IV-40図は,薬物事犯の少年院仮退院者のうち,人員の多い覚せい剤及び毒劇法違反事犯について,昭和57年から平成6年までの間における新規受理人員とそれが少年院仮退院者全体に占める比率の推移を見たものであるが,保護観察処分少年と同様の傾向を示している。 IV-39図 保護観察処分少年中の覚せい剤事犯者・毒劇法違反事犯者数の推移 IV-40図 少年院仮退院者中の覚せい剤事犯者・毒劇法違反事犯者数の推移 |