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3 女子少年の非行 最近5年間における交通関係業過を除く女子少年刑法犯の主要罪名別検挙人員及び女子比(交通関係業過を除く少年刑法犯検挙人員総数に占める女子少年の比率)の推移を見ると,III-1表に示すとおりである。また,平成6年の女子少年の交通関係法令を除く特別法犯の送致人員は3,720人で,そのうち,毒劇法違反少年が2,930人で最も多く,次いで,覚せい剤事犯少年が446人,その他344人となっており,薬物濫用少年が圧倒的多数を占めている。
III-1表 交通関係業過を除く女子少年刑法犯の罪名別検挙人員 女子少年の非行では,性の逸脱行為が問題となるが,平成6年における女子少年の補導人員を見ると,売春(売春防止法)515人,淫行(児童福祉法)382人,みだらな性行為(青少年保護育成条例)2,751人,不純な性行為(虞犯送致)163人,その他の不純な性行為904人で,前年と比べて769人(19.5%)増の4,751人となっている。職業別に見ると,学生・生徒が2,973人(63.1%)で最も多く,次いで,その他の無職者が1,354人(28.7%),有職者が388人(8.2%)となっている。 |