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2 特別法犯の動向 覚せい剤取締法違反(第1編第2章第1節参照)は,ここ数年減少傾向にあるとはいうものの,依然として大きな社会問題となっている。IV-7図は,昭和46年以降における覚せい剤取締法違反検挙人員の年齢層別構成比の推移を見たものである。46年に,40代は12.6%であり,50歳以上は1.6%にすぎなかったものが,平成2年には,40代は26.3%,50歳以上は10.1%へと上昇し,覚せい剤取締法違反においても,40歳以上の中高年齢層の者が増加する傾向を示している。
IV-7図 覚せい剤事犯の成人検挙人員の年齢層別構成比の推移(昭和46年〜平成2年) |