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 平成 3年版 犯罪白書 第3編/第1章/第2節/4 

4 女子少年の非行

 III-8表は,最近5年間における交通関係業過を除く女子少年刑法犯の女子比(交通関係業過を除く少年刑法犯検挙人員総数に占める女子少年の比率)及び主要罪名別検挙人員を示したものである。平成2年の女子少年刑法犯検挙人員は3万9,926人で,前年に比べて4,349人(9.8%)減少している。
 罪名別に見ると,窃盗が3万3,140人で,総数の83.0%を占めて最も多く,次いで,横領,傷害,恐喝,暴行の順となっている。

III-8表 交通関係業過を除く女子少年刑法犯の主要罪名別検挙人員(昭和61年〜平成2年)

 III-9表は,最近5年間における性の逸脱行為で補導された女子少年の態様別人員を示したものである。平成2年における学職別補導人員は,学生・生徒が2,741人(55.9%)で最も多く,次いで,無職者が1,576人(32.2%),有職者が585人(11.9%)となっている。

III-9表 性の逸脱行為で補導された女子少年の態様別人員(昭和61年〜平成2年)