III-6表は,最近3年間における覚せい剤事犯少年の学職別検挙人員を見たものである。平成2年における検挙人員の総数は769人で,前年より217人(22.0%)減少している。学職別に見ると,無職者が58.8%で最も多く,次いで,有職者が35.4%,学生・生徒が5.9%となっている。
III-7表は,最近4年間におけるシンナー等濫用少年の学職別検挙人員を見たものである。平成2年における検挙人員の総数は2万2,695人で,前年より853人(3.9%)増加している。2年の学職別構成比を見ると,有職者が8,191人で,総数の36.1%を占め,次いで,学生・生徒が34.2%,無職者が29.7%となっている。
III-6表 覚せい剤事犯少年の学職別検挙人員(昭和63年〜平成2年)
III-7表 シンナー等濫用少年の学職別検挙人員(昭和62年〜平成2年)