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 平成 2年版 犯罪白書 第3編/第6章/第6節/3 

3 少年司法の運用

 司法省の資料により,少年院への収容状況等を見ると次のとおりである。
 III-128表は,1983年と1985年の公立少年院の男女・年齢層別収容人員を見たものである。1985年は1983年と比べて,総数が若干増加しているほか,比率についてはほとんど変化は見られない。

III-130表 少年施設の数・種類及び規模アメリカ(1985年)

 III-129表は,1985年の公立少年院に収容された少年を罪種別・男女別に見たものである。男子は,財産犯と暴力犯とで過半数を占めている。
 III-130表は,1985年の少年施設(juvenile facilities,ディテンション・センター,少年院,ハーフウェイ・ハウスなど少年を収容している施設)の数,規模等について見たものである。私立の施設では定員20人以内の小規模のものが大半を占めている。