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5 検察庁における事件処理期間 II-7表は,平成元年中に全国の検察庁で処理された事件(交通関係業過及び道交違反を除く。)の処理期間を,構成比によつて示したものである。これによると,処理総数中,74.1%は15日以内に処理されている。事件受理別に見ると,司法警察員送致に係る事件では,15日以内に処理された事件の比率が74.5%を占めているが,検察官認知・直受事件(検察官が認知した事件及び検察官が告訴・告発を直接受理した事件)では,この比率が42.9%とかなり低くなっており,これは,検察官認知・直受事件には複雑困難なものが多いことなどによるものである。
II-6表 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比(平成元年) II-7表 検察庁における事件処理期間別構成比(平成元年) |