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2 女子特別法犯 I-62表は,最近5年間における女子特別法犯の罪名別送致人員の推移を示したものである。平成元年の送致人員総数は1万6,707人で,前年に比べて1,114人(6.3%)の減少となっている。元年における罪名別送致人員の構成比を見ると,毒物及び劇物取締法違反が46.3%で最も多く,次いで,覚せい剤取締法違反(17.0%),風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反(10.1%)の順となっている。昭和60年以降の送致人員の動向を見ると,覚せい剤取締法違反の漸減傾向に対して,毒物及び劇物取締法違反の増加傾向が注目される。
I-62表 女子特別法犯の罪名別送致人員(昭和60年〜平成元年) |