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5 検察庁における事件処理期間 II-7表は,昭和63年中に全国の検察庁で処理された事件(交通関係業過及び道交違反を除く。)の処理期間を,構成比によって示したものである。これによると,処理総数中,74.7%は15日以内に処理されている。事件受理別に見ると,司法警察員送致に係る事件では,15日以内に処理された事件の比率が75.0%を占めているが,検察官認知・直受事件では,この比率が51.1%とかなり低くなっており,これは,検察官認知・直受事件には複雑困難なものが多いことなどによるものである。
II-7表 検察庁における事件処理期間別構成比(昭和63年) |