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 昭和37年版 犯罪白書 第二編/第一章/二/7 

7 給食

 刑務所における主食は,原則として米四,麦六の割合で給食され,その量は,性別,年齢,従事する作業の強度により五等級に分かれている。また,副食は,受刑者一日一人あたりの予算額が二四円五〇銭と定められているので,この範囲内で必要な栄養を補給することに努めている。昭和三六年一月にその栄養量について標準目標が定められ,最低限度の栄養の維持がはかられている(付録-11表参照)。
 そのほか,結核患者には特別の副食費,結核以外の患者や妊産婦等には医師の意見にもとづいて特別の栄養食品,延長作業や特殊の構外作業に従事したものには加給食,外国人には特別の外国人給食が考慮されている。