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7 新受刑者の国籍別 新受刑者の国籍別は,II-7表にみるように,日本人が大部分を占め,昭和三五年では新受刑者総数の九四・四%である。外国人のうちでは朝鮮人が最も多く,昭和三五年には五・三%を占めているが,昭和三一年以降減少の傾向にあることは注目しなければならない。この原因は必ずしも明らかではないが,相当数(約七万五千人)の朝鮮人が北鮮に帰還したこともその原因の一つとして挙げることができるだろう。中国人の比率は,最近の五年間は大した変化をみせず,〇・二%前後である。
II-7表 新受刑者の国籍別人員の比率(昭和31〜35年) |