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4 交通事件と一般事件 III-6表は,昭和58年における検察庁終局処理人員の処理区分別構成比を,全事件,一般事件,交通事件(交通関係業過及び道交違反)のそれぞれについて見たものである。公判請求の比率は,一般事件では21.0%であるが,交通関係業過と道交違反では1.9%,0.5%と極めて低く,略式命令請求の比率は,道交違反で最も高く83.1%,これに次ぐのが交通関係業過の62.2%,最も低いのが一般事件の19.2%であり,不起訴の比率は,一般事件と交通関係業過では20.5%,24.9%とほぼ近似しているのに対し,道交違反では2.4%と極めて低い。
III-6表 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比(昭和58年) |