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4 少年特別法犯 最近10年間の道交違反を除く少年特別法犯の罪名別送致人員の推移を見ると,IV-6表に示すとおりである。昭和57年の送致人員総数は,4万1,110人で,前年に比べて3,825人増加している。57年の送致人員の罪名別構成比を見ると,毒物及び劇物取締法違反が71.2%の2万9,254人で最も多く,次いで,覚せい剤取締法違反が2,750人(6.7%)であり,これらの薬物犯罪で8割弱を占めている。特に,覚せい剤取締法違反で送致された人員は,48年は152人にすぎなかったのに,57年では,2,750人と18倍にもなっているのが注目される。
IV-6表 少年の特別法犯罪名別送致人員(昭和48年〜57年) |