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 昭和58年版 犯罪白書 第4編/第1章/第1節/3 

3 少年の交通犯罪

IV-4表 女子少年刑法犯の罪種別検挙・補導人員(昭和51年〜57年)

IV-5表 少年の交通犯罪検挙・送致人員(昭和53年〜57年)

 IV-5表は,少年について,最近5年間の交通関係業過の検挙人員及び道交違反の送致人員を示したものである。昭和57年において,交通関係業過により検挙された少年は,5万2,972人で,前年と比較して1,865人の増加な示している。また,少年特別法犯の送致人員中,道交違反により送致された少年は,32万8,701人で,全送致人員の88.9%を占めている。道路交通法違反は,反則(告知)事件で処理されるものが大部分を占めており,57年における少年に対する取締件数は173万3,092件を数えている。少年の道路交通法違反を態様別に見ると,最高速度違反(18.6%),無免許(6.4%)など危険性の高い行為の占める割合が大きい。