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 昭和58年版 犯罪白書 第3編/第2章/第2節/5 

5 交通事件

 昭和54年以降の3年間の業過(その大多数は交通犯罪によるものである。)及び道交違反による第一審有罪人員を見ると,III-18表のとおりである。56年における業過の有罪人員は,前年に比べて,1万1,680人(3.8%)増加して31万5,968人,道交違反によるものは,3万7,002人(2.2%)増加して169万1,678人となっている。業過によって懲役・禁錮に処せられた者は,前年より525人(5.4%)減少して9,154人,道交違反によるものが,997人(11.1%)減少して7,961人となっている。56年における執行猶予率を見ると,業過では前年の81.4%とほぼ同率の81.3%であるが,道交違反では前年の74.8%から若干下降して70.9%となっている。