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 昭和55年版 犯罪白書 第4編/第3章/第4節/1 

第4節 保護観察処分少年の処遇

1 新規受理人員

 全国の保護観察所が新たに受理した保護観察処分少年の数の推移を昭和24年以降について図示すると,IV-20図のとおりである。総数で言えば,26年に第1のピークがあり,その後,減少に移ったかに見えたが,30年代に入り再び増加傾向に転じ,41年に第2のピークを迎えた。42年以降,保護観察処分少年はやや減少の傾向を見せていたが,49年を底に50年以降再び増加に転じ,54年には5万31人となっている。なお,52年からの激増は,新たに交通短期保護観察の制度が導入されたためである。

IV-20図 保護観察処分少年の受理人員の推移(昭和24年〜54年)