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1 執行猶予者の再犯率 I-85表は,昭和28年以降49年までの各年次において,前記50万人中,有期懲役・禁錮の執行猶予を言い渡された者について,保護観察の有無別に裁判確定後5年内に再犯により有罪確定裁判を受けた者の比率を見たものである。単純執行猶予者の再犯率について見ると,23年の36.7%から,一時低下した後,27年ころから上昇に向かい,32年をピークに多少の起伏を示しながら低下し,47年に24.8%になったが,再び上昇に向かい,49年には27.7%となっている。保護観察付執行猶予者について見ると,29年の61.7%から多少の起伏を示しながら低下し,49年には44.5%となっているが,49年においても依然として高い再犯率を示している。
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