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1 概 況 昭和54年における交通関係の業過を除く刑法犯検挙人員36万8,126人のうち,精神障害者又はその疑いのある者(両者を合わせて,以下「精神障害者」という。)は,I-57表のとおり,成人が3,086人(1.4%),少年が299人(0.2%)である。これを罪名別に見ると,窃盗が2,060人(60.9%)で最も多く,以下,傷害,殺人,詐欺,放火の順であるが,検挙人員中に占める比率では,放火と殺人が高率で目立っている。
I-57表 刑法犯検挙人員中精神障害者の罪名別人員・比率 |