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1 被疑事件の受理 昭和53年における全国検察庁の新規受理人員は,II-1表のとおり,総数329万4,245人である。前年と比較すると,窃盗・詐欺・横領・贈収賄などが増加し,殺人・強盗・傷害・暴行などが減少しており,刑法犯全体では9,802人(1.2%)増加した。特別法犯では,覚せい剤取締法違反が4,476人(18.9%)増加しているが,道交違反が前年より15万3,231人(6.2%)減少した結果,特別法犯全体で16万3,021人(6.2%)減少したため,刑法犯の増加にもかかわらず,新規受理人員総数は前年より15万3,219人(4.4%)減少している。
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