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2 交通関係業過事件 最近5年間における交通関係業過事件の検挙人員を罪名別に見ると,I-45表のとおりである。業務上過失致死による検挙人員は減少を続けて昭和53年には8,181人となり,重過失致死も同様に減少を続けているが,この5年間全体の98%前後を占める業務上過失傷害は,傾向としては減少しながらも毎年増減を繰り返し,53年には,前年より0.6%増加して45万2,364人となっている。重過失傷害は51年以降増加を続けているが,絶対数は,53年において全体の0.3%にも足りない。
I-45表 交通関係業過事件検挙人員(昭和49年〜53年) |