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 昭和52年版 犯罪白書 第3編/第1章/第4節/1 

1 観護状況

 少年鑑別所に収容された少年は,観護教官の指導により,入浴,整髪,面会,通信,運動,娯楽,読書等の日課に従って生活している。必要な者には,カウンセリング,心理劇等も実施され,これらの日課を通じての行動観察は,鑑別の重要な資料となっている。

III-37表 少年鑑別所入出所等状況(昭和49年〜51年)

 最近3年間における全国の少年鑑別所の入出所状況は,III-37表のとおりで,昭和51年の1日平均収容人員は,前年に比べて大差ないが,入所人員は,前年に引き続いてわずかに増加している。