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2 保安関係 最近5年間における保安関係特別法犯の検察庁新規受理人員を示すと,I-21表のとおりである。銃砲刀剣類所持等取締法違反は,起伏のある動きを示しているが,昭和50年には前年より増加している。違反の対象物件の構成比を見ると,I-5図のとおりである。違反物件の内訳は,刀,あいくちなどの刀剣類が50.4%,散弾銃,けん銃,空気銃などの銃砲が40.2%,模造刀剣類・模造けん銃が8.9%となっている。
I-21表 保安関係特別法犯検察庁新規受理人員(昭和46年〜50年) I-5図 銃刀法対象物件別送致人員の百分比(昭和50年) 火薬類取締法違反は,前年に引き続いて増加している。軽犯罪法違反も,同様の増加を示している。これに対して,酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律違反は,逐年減少している。 |