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令和2年版 犯罪白書 第7編/第2章/第1節

第1節 精神刺激薬

精神刺激薬は,中枢神経系に作用して,3種の神経伝達物質(ドーパミン,ノルアドレナリン及びセロトニン)を活性化させる化学物質であり,人工的に合成されたものとしては,アンフェタミン型精神刺激薬(アンフェタミン(フェニルアミノプロパン),メタンフェタミン(フェニルメチルアミノプロパン),MDMA等)があり,植物由来のものとしては,コカイン等がある。