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 平成18年版 犯罪白書 第3編/第4章/第1節 

第4章 精神障害のある犯罪者

第1節 犯罪の動向

 精神障害者等(精神障害者及び精神障害の疑いのある者をいう。以下同じ。)の一般刑法犯(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷を除く。以下,本節において同じ。)検挙人員の推移(最近10年間)は,3-4-1-1図のとおりである。
 平成17年における一般刑法犯の検挙人員38万6,955人のうち,精神障害者は962人(前年比5.1%増)精神障害の疑いのある者は1,449人(同5.5%増)であり,同検挙人員に占める精神障害者等の比率は,前年と同じく0.6%であった。

3-4-1-1図 精神障害者等の一般刑法犯検挙人員の推移

 平成17年の精神障害者等の一般刑法犯罪名別検挙人員は,3-4-1-2表のとおりである。
 検挙人員総数中に占める精神障害者等の比率を罪名別に見ると,放火が最も高く,次いで,殺人であった。

3-4-1-2表 精神障害者等の一般刑法犯罪名別検挙人員