前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

令和7年版 犯罪白書 第4編/第9章/第3節/2

2 裁判

令和6年における外国人事件(外国人が被告人となった事件)の通常第一審での有罪人員は、5,316人(前年比18.6%増)であり、有罪人員総数に占める比率は、11.1%であった(司法統計年報及び最高裁判所事務総局の資料による。)。

令和6年における被告人通訳事件(被告人に通訳・翻訳人の付いた外国人事件をいう。以下この項において同じ。)の終局人員は、4,649人(前年比20.7%増)であった。通訳言語は41に及び、内訳を見ると、ベトナム語が1,794人(38.6%)と最も多く、次いで、中国語726人(15.6%)、タイ語375人(8.1%)、タガログ語255人(5.5%)、ポルトガル語237人(5.1%)、英語198人(4.3%)、インドネシア語182人(3.9%)の順であった(最高裁判所事務総局の資料による。)。

令和6年における被告人通訳事件の通常第一審での有罪人員(懲役・禁錮に限る。)は、4,388人(前年比23.3%増)であり、全部執行猶予率は、全罪名では85.3%、入管法違反を除くと74.8%であった(最高裁判所事務総局の資料による。)。なお、同年における被告人通訳事件で、一部執行猶予付判決の言渡しを受けた人員は、1人であった(CD-ROM資料4-8参照)。