令和6年における少年院の出院者は1,635人であり、このうち1,630人が仮退院によるもので、第5種少年院からの退院(3人)を除くと、仮退院の割合は99.9%であった。仮退院者の平均在院期間を出院時の矯正教育課程別に見ると、短期義務教育課程(SE)又は短期社会適応課程(SA)の対象者では144日、SE及びSA以外の対象者では384日であった(少年矯正統計年報による。)。
出院者の進路は、就職決定が36.5%、進学決定が1.3%、中学復学決定が1.7%、高等学校復学決定が3.8%、短期大学・大学・専修学校復学決定が0.7%、就職希望が37.4%、進学希望が14.6%、進路未定が1.7%であった(法務省大臣官房司法法制部の資料による。)。
令和6年における出院者の出院時引受人別構成比を男女別に見ると、3-2-4-11図のとおりである。
少年院においては、出院者又はその保護者等から、出院者の交友関係、進路選択等について相談を求められた場合において、相当と認めるときは、少年院の職員がその相談に応じている。また、他の機関が対応をすることが適当である場合には、他の適切な機関を紹介するとともに、仮退院した者に係る相談を求められた場合には、保護観察所と連携して対応に当たっている。令和6年における出院者又はその保護者等からの相談件数は759件であり、そのうち主な相談内容の件数(重複計上による。)は、仕事関係が243件、交友関係が188件、家族関係が162件、進路選択が92件であった(法務省矯正局の資料による。)。