6-1-4-1表は、強盗、窃盗、詐欺、恐喝、横領及び遺失物等横領(被害者が法人その他の団体である場合を含む。以下この節において「財産犯」と総称する。)について、認知件数(被害者がない場合を含む。)及び被害額の推移(最近10年間)を見たものである。令和5年の被害総額は、約2,519億円(現金被害額は約1,804億円)であり、これを罪名別に見ると、詐欺によるものが財産犯による被害総額全体の64.5%を占め、次いで、窃盗によるものが28.8%であった。同年の現金被害額は、詐欺によるものが最も多く、財産犯による現金被害総額の8割以上を占めた(CD-ROM参照。特殊詐欺の被害総額等の推移については、1-1-2-10図参照)。