7-5-6-7図は、これから先の自身の生活にとってあればよいと思う支援に関し、「あなた自身が気軽に相談したり、ぐちをこぼしたりできる相手」、「あなたが家に居づらい時に、安心してのんびり過ごせる場所」、「借金や薬物依存などの問題に、弁護士や医者などの専門家が対応してくれること」、「家庭の事情を分かった上で、保護者や子供以外の家族の相談にも乗ってくれる人」、「保護観察終了後も継続的に支援をしてくれる仕組」、「どんな内容の相談ごとでも受け付けて、相談に乗ってくれる窓口」、「同じような悩みを持つ保護者同士で知り合える場」の7項目について、「とても必要」、「やや必要」、「あまり必要ない」、「全く必要ない」の4件法で回答した結果につき、それぞれ「とても必要」又は「やや必要」と回答した者の該当率を見たものである。少年院在院者の保護者、保護観察処分少年の保護者のいずれにおいても、「あなた自身が気軽に相談したり、ぐちをこぼしたりできる相手」、「保護観察終了後も継続的に支援をしてくれる仕組」、「どんな内容の相談ごとでも受け付けて、相談に乗ってくれる窓口」が上位3項目に入っていた。また、いずれの項目においても、少年院在院者の保護者は、保護観察処分少年の保護者よりも、該当率が高かった。