アジア太平洋矯正局長等会議(APCCA:Asian and Pacific Conference of Correctional Administrators)は、アジア太平洋地域の矯正行政の責任者等が、意見交換及び情報共有を行う国際会議である。我が国は、過去3回(昭和57年(1982年)、平成7年(1995年)及び平成23年(2011年))にわたり会議を主催している。令和2年(2020年)及び令和3年(2021年)は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により開催されなかった。令和4年(2022年)は、シンガポールにおいて、APCCAとしては初めてオンライン会議システムを用いた方法により開催された。令和5年(2023年)は、ベトナムで開催された。
世界保護観察会議は、社会内処遇の発展や国際ネットワークの拡大を期して、世界各国の実務家や研究者等が意見交換等を行う会議である。我が国は、平成29年(2017年)に会議を主催した。第5回会議は、令和4年(2022年)、カナダで開催された。また、令和5年(2023年)、第1回アジア太平洋保護観察会議が韓国で開催された。この会議は、アジア太平洋地域での社会内処遇の当局間の情報交換と相互交流を目的とするものである。