我が国の不法残留者(在留期間を経過して我が国に滞在している者)数(平成3年から8年までは各年5月1日現在の、9年以降は各年1月1日現在の各推計値)は、5年に過去最多の29万8,646人を記録した後、徐々に減少し、その後も厳格な入国審査や関係機関の連携による摘発等の総合的対策の効果もあって、26年には6万人を下回り、5年の5分の1未満にまで減少した。27年からは6年連続で増加していたが、令和3年(8万2,868人)に減少に転じ(前年比24人減)、4年は6万6,759人(同1万6,109人減)であった(出入国在留管理庁の資料による。)。