前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

令和3年版 犯罪白書 第2編/第2章/第2節

第2節 被疑事件の受理

令和2年における検察庁新規受理人員の総数は,80万3,752人であり,前年より9万7,000人(10.8%)減少した。その中でも減少が大きかったのは,過失運転致死傷等であり,2年は30万1,092人で,前年より6万9,508人(18.8%)減少した。刑法犯の検察庁新規受理人員は,平成19年から減少し続けており,令和2年は19万5,092人(前年比3.5%減)であった。特別法犯は,平成12年から減少し続けており,令和2年は30万7,568人(同6.2%減)であったが,そのうち道交違反を除く特別法犯は,前年よりわずかに増加し,8万8,337人(同0.5%増)であった(CD-ROM資料2-1参照)。

令和2年における検察庁新規受理人員の罪種別構成比は,2-2-2-1図のとおりである。

2-2-2-1図 検察庁新規受理人員の罪種別構成比
2-2-2-1図 検察庁新規受理人員の罪種別構成比
Excel形式のファイルはこちら

令和2年における検察庁新規受理人員(過失運転致死傷等及び道交違反を除く。)のうち,検察官が自ら認知し,又は告訴・告発を受けたのは,5,328人であった(検察統計年報による。)。