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令和3年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節

第1編 犯罪の動向
第1章 刑法犯
第1節 主な統計データ

令和2年における刑法犯の主な統計データは,次のとおりである。

なお,この節では,これまでの犯罪白書の統計との比較の便宜上,危険運転致死傷・過失運転致死傷等に係る数値を参考値として掲載している(交通犯罪については,第4編第1章参照)。

令和2年の主な統計データ(刑法犯)
(前年比) [平成13年比]
<1>  認知件数
刑法犯 614,231 -134,328 件, -17.9 %) [-77.5 %]
窃盗を除く刑法犯 196,940 -19,054 件, -8.8 %) [-50.2 %]
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 914,920 -202,821 件, -18.1 %) [-74.5 %]
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等   300,689 -68,493 件, -18.6 %)
  うち危険運転致死傷 730 +64 件, +9.6 %)
  うち過失運転致死傷等 299,959 -68,557 件, -18.6 %) [-64.5 %]
<2>  検挙件数
刑法犯 279,185 -15,021 件, -5.1 %) [-48.5 %]
窃盗を除く刑法犯 108,498 -4,811 件, -4.2 %) [-37.8 %]
<3>  検挙人員
刑法犯 182,582 -10,025 人, -5.2 %) [-43.9 %]
窃盗を除く刑法犯 94,118 -4,345 人, -4.4 %) [-39.8 %]
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 491,145 -80,297 人, -14.1 %) [-58.9 %]
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等 308,563 -70,272 人, -18.5 %)
  うち危険運転致死傷 732 +79 人, +12.1 %)
  うち過失運転致死傷等 307,831 -70,351 人, -18.6 %) [-64.6 %]
<4>  発生率
刑法犯 486.6 (-106.7 [-1,662.1
窃盗を除く刑法犯 156.0 (-15.2 [-154.3
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 724.8 (-161.1 [-2,088.3
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等 238.2 (-54.4
  うち危険運転致死傷 0.6 (  +0.1
  うち過失運転致死傷等 237.6 (-54.5 [-426.8
<5>  検挙率
刑法犯 45.5 (  +6.1 pt) [+25.6 pt]
窃盗を除く刑法犯 55.1 (  +2.6 pt) [+10.9 pt]

注 警察庁の統計及び総務省統計局の人口資料による。


刑法犯の認知件数,検挙人員及び検挙率の推移(昭和21年以降)は,1-1-1-1図のとおりである(CD-ROM資料1-1参照)。

1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移
1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移
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