在外公館が邦人援護事務を通じて把握した国外における日本人の犯罪被害件数の推移(暦年の数値を入手し得た平成7年(1995年)以降)を罪名別に見ると,6-1-1-8表のとおりである。被害件数は,平成13年(2001年)(7,953件)をピークに減少傾向にあり,平成29年(2017年)は4,531件(前年比7.8%増)であった。また,同年の被害者数は,4,710人(同6.8%増)である(外務省領事局の資料による。)。
平成29年(2017年)における国外での日本人の犯罪被害による死亡者数は13人(前年比4人減),負傷者数は134人(同6人増)であった(外務省領事局の資料による。)。
国外においてテロの被害に遭った日本人の死傷者数の推移(暦年の数値を入手し得た平成7年(1995年)以降)は,6-1-1-9表のとおりである。