アジア太平洋矯正局長等会議(APCCA:Asian and Pacific Conference of Correctional Administrators)は,アジア太平洋地域の矯正行政の責任者等が,意見交換及び情報共有を行う国際会議である。我が国は,過去3回(昭和58年(1983年),平成7年(1995年)及び平成23年(2011年))にわたり会議を主催している。平成30年(2018年)9月にマレーシアで開催された第38回会議には,アジア太平洋地域の27の国と地域が参加し,過激主義者,薬物乱用者等の処遇,矯正職員の訓練,犯罪者のアセスメント等に関する報告・討議が行われた。
世界保護観察会議(World Congress on Probation)は,社会内処遇の発展や,国際ネットワークの拡大を期して,世界各国の実務家や研究者等が意見交換等を行う会議である。第3回会議は,平成29年(2017年)9月に,「社会内処遇の発展とコミュニティの役割」をテーマに我が国で開催され,世界34の国・地域が参加した。