在外公館が邦人援護事務を通じて把握した国外における日本人による犯罪は,経年比較が可能な資料を入手し得た最初の年である平成7年(1995年)以降増加傾向にあったが,15年(2003年)をピークに減少傾向にあり,29年(2017年)は,342件(前年比9.5%減),402人(同0.5%減)である。各年につき,罪名・罪種別に犯罪件数を見ると,2-3-2-2表のとおりである。