不法残留等の入管法違反者に対しては,我が国から退去させる退去強制手続(出国命令手続を含む。以下この項において同じ。)が執られるが,平成29年に入管法違反により退去強制手続が執られた外国人は,1万3,686人(前年比2.4%増)であった。これを違反事由別に見ると,不法残留が1万1,502人(84.0%)と最も多く,次いで,資格外活動648人(4.7%),不法入国 577人(4.2%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。