少年による家庭内暴力事件の認知件数の推移(最近10年間)を就学・就労状況別に見ると,3-1-4-1図のとおりである。認知件数の総数は,平成24年から毎年増加しており,29年は2,996件(前年比12.0%増)であった。
平成29年における家庭内暴力事件の対象を同居している家族に限って見ると,母親が1,861件と最も多く,次いで,父親が329件,兄弟姉妹が239件,同居の親族が147件であり,同居している家族以外では,家財道具等が390件,その他が30件であった(警察庁生活安全局の資料による。)。