少年による家庭内暴力事件の認知件数の推移(最近10年間)を就学・就労状況別に見ると,3-1-4-1図のとおりである。認知件数の総数は,平成24年から毎年増加しており,28年は2,676件(前年比5.7%増)であった。
平成28年における家庭内暴力事件の対象を見ると,母親が1,658件(62.0%)と最も多く,次いで,家財道具等が362件(13.5%),父親が253件(9.5%),兄弟姉妹が218件(8.1%),同居の親族が175件(6.5%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。