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平成29年版 犯罪白書 第3編/第1章/第4節/1

第4節 家庭と学校における非行
1 家庭内暴力

少年による家庭内暴力事件の認知件数の推移(最近10年間)を就学・就労状況別に見ると,3-1-4-1図のとおりである。認知件数の総数は,平成24年から毎年増加しており,28年は2,676件(前年比5.7%増)であった。

3-1-4-1図 少年による家庭内暴力 認知件数の推移(就学・就労状況別)
3-1-4-1図 少年による家庭内暴力 認知件数の推移(就学・就労状況別)
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平成28年における家庭内暴力事件の対象を見ると,母親が1,658件(62.0%)と最も多く,次いで,家財道具等が362件(13.5%),父親が253件(9.5%),兄弟姉妹が218件(8.1%),同居の親族が175件(6.5%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。