校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員は,事件数では昭和58年(2,125件)を,検挙・補導人員では56年(1万468人)を,それぞれピークとして,減少に転じ,平成8年には448件,897人にまで減少した。15年からは増加傾向にあったが,26年から減少に転じ,27年は967件(前年比26.7%減),1,131人(同26.8%減)であった。検挙・補導された者の就学状況を見ると,例年,中学生が圧倒的に多く,27年は,中学生が967人(85.5%),高校生が96人(8.5%),小学生が68人(6.0%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。