少年による家庭内暴力事件の認知件数の推移(最近10年間)を就学・就労状況別に見ると,3-1-4-1図のとおりである。認知件数の総数は,平成24年から毎年増加しており,27年は2,531件(前年比21.0%増)であった。
平成27年における家庭内暴力事件の対象を見ると,母親が1,484件(58.6%)と最も多く,次いで,家財道具等が375件(14.8%),父親が263件(10.4%),兄弟姉妹が223件(8.8%),同居の親族が170件(6.7%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。