4-6-1-1表は,平成26年における精神障害者等(精神障害者及び精神障害の疑いのある者をいう。以下この節において同じ。)による一般刑法犯の検挙人員を罪名別に見たものである。罪名別の検挙人員は,窃盗が最も多く,次いで,傷害・暴行であった。窃盗は,精神障害者等の総数3,834人の約4割を占めている。また,同年における一般刑法犯の検挙人員のうち,精神障害者等の比率は,1.5%であったが,罪名別で見ると,放火(17.4%)及び殺人(12.8%)において高かった。