一般刑法犯により検挙された者のうち,再犯者(前に道路交通法違反を除く犯罪により検挙されたことがあり,再び検挙された者をいう。以下この項において同じ。)の人員及び再犯者率(検挙人員に占める再犯者の人員の比率をいう。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)は,4-1-1-1図のとおりである(再非行少年については,本章第5節参照)。再犯者の人員は,平成9年(8万7,575人)から増加し続けていたが,18年(14万9,164人)をピークとして,その後は減少し続けており,26年は18年と比べて20.6%減であった。他方,初犯者の人員は,12年(20万5,645人)から増加し続けていたが,16年(25万30人)をピークとして,その後は減少し続けており,26年は16年と比べて46.9%減であった。再犯者率は,9年(27.9%)から一貫して上昇し続け,26年は47.1%(前年比0.4pt上昇)であった。