6-5-1-2図は,平成24年における保護観察終了者の終了事由別構成比を,男女別に,保護観察の種類ごとに見たものである。保護観察処分少年においては,女子は,男子に比べて,良好措置である解除で終了する者の比率が高く,主に再非行をうかがわせる保護処分の取消しで終了する者の比率は低い。少年院仮退院者においても,女子は,男子に比べて,保護処分の取消しで終了する者の比率が低い。仮釈放者及び保護観察付執行猶予者においては,女子と男子の終了事由別構成比に大きな差は見られない。