一般刑法犯により検挙された者のうち,再犯者(前に道路交通法違反を除く犯罪により検挙されたことがあり,再び検挙された者をいう。以下この項において同じ。)の人員及び再犯者率(検挙人員に占める再犯者の人員の比率をいう。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)は,4-1-1-1図のとおりである(再非行少年については,本章第5節参照)。再犯者の人員は,平成19年から漸減している(24年は前年比2.7%減)が,それ以上に,初犯者の人員が減少しており(同8.7%減),その結果,再犯者率は,9年から一貫して上昇し続け,24年は45.3%(同1.6pt上昇)であった。