前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

平成25年版 犯罪白書 第2編/第4章/第1節/2

2 刑事施設の収容率

刑事施設の収容率(年末収容人員の収容定員に対する比率)の推移(最近20年間)は,2-4-1-2図のとおりである。収容率は,平成5年から14年にかけて大幅に上昇したが,17年から毎年低下し続けている。24年末現在において,収容定員が9万681人(このうち既決の収容定員は7万2,562人)であるところ,収容率は73.9%(既決82.2%,未決40.5%)であり,収容人員が収容定員を超えている刑事施設(本所に限る。)は,77庁中4庁であった(法務省矯正局の資料による。)。


2-4-1-2図 刑事施設の収容率の推移
2-4-1-2図 刑事施設の収容率の推移
Excel形式のファイルはこちら

また,刑事施設の職員一人当たりの被収容者負担率(刑事施設全体の一日平均収容人員を職員定員で除した数値)は,平成10年の3.04から18年には4.48まで上昇した後,24年は3.50まで低下した(矯正統計年報及び法務省矯正局の資料による。)。