平成23年における通常第一審での罪名別・裁判内容別の終局処理人員は,2-3-2-1表のとおりである。罪名別に見ると,地方裁判所では,窃盗が1万2,102人(21.2%)と最も多く,次いで,覚せい剤取締法違反1万830人(19.0%),道交違反6,900人(12.1%),自動車運転過失致死傷・業過5,234人(9.2%)の順であった。簡易裁判所では,窃盗が7,332人(82.7%)と最も多く,次いで,傷害267人(3.0%),住居侵入251人(2.8%),横領(遺失物等横領を含む。)226人(2.5%)の順であった。