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2 犯罪情勢の変化に即した刑罰法規の整備 犯罪に対する刑罰に関しては,様々な新規立法が行われているが,刑法においても,幾つかの重大な改正がなされており,交通犯罪の罰則強化を始め,時代に応じた刑罰法規の整備や法定刑等の見直しなどが図られ,犯罪情勢等に対応してより幅の広い科刑や処分を行うことが可能となった。 また,平成22年4月27日,刑法及び刑事訴訟法が改正(平成22年法律第26号)され,人を死亡させた犯罪について,法定刑に死刑が定められているものは公訴時効の対象から除外されるとともに,それ以外の法定刑に懲役又は禁錮が定められているものは公訴時効の期間が延長され,刑の時効もこれに沿って改められた。 |