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平成22年版 犯罪白書 第1編/第3章/第1節/2

2 検察庁における処理状況

1‐3‐1‐5図は,平成21年における危険運転致死傷,自動車運転過失致死傷等及び道交違反の検察庁終局処理人員の処理区分別構成比をこれらの事件以外の事件(一般事件)と比較して見たものである。公判請求の構成比は,危険運転致死傷では81.0%と,一般事件と比べて著しく高い。自動車運転過失致死傷等及び道交違反では,公判請求の構成比は,2.0%以下とかなり低く,前者では,不起訴の構成比が極めて高く,後者では,略式命令請求の構成比が高い。

1‐3‐1‐5図  交通事件 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比

平成21年における危険運転致死傷による公判請求事件について,態様別構成比を見ると,1‐3‐1‐6図のとおりである。

1‐3‐1‐6図  危険運転致死傷による公判請求事件 態様別構成比