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3 保護観察 3-4-2-4図は,高齢者の保護観察開始人員の推移(最近10年間)を見たものである。その人員は,仮釈放者と保護観察付執行猶予者のいずれでも,増加傾向が続いていたが,平成20年における保護観察付執行猶予者は,181人であり,前年よりもやや減少した(14.6%減)。 高齢者の仮釈放率は,最近10年間は,28〜38%で推移し,出所受刑者全体の仮釈放率(50〜57%)と比べて低い。これは,高齢者においては,引受人等がいない場合など,釈放後の定住先が確保できないことが多いことによると考えられる。 3-4-2-4図 高齢者の保護観察開始人員の推移 |